タイ・バンコクでコンドミニアム、アパートを借りるときにチェックすべき点を12個並べました。
これで安心してタイライフを満喫できます。タイで部屋を借りる際には必ず読んでください!

By: Ninara
1.バンコク在住の方はBTS、MRT駅のエスカレーターやエレベーターの近くが良いです。
タイは渋滞、過度な暑さ、スコールなどがあるのでそのリスクを最小限に留めるべきです。
部屋から駅まで近くても駅のエスカレーター側ではなく階段側の近くに部屋を借りてしまうと毎日暑い中、階段を登らなければなりません。地上から駅のホームまではコンドミニアムの7階ほどの高さがあり健康上階段を使いたい人以外はお勧めしません。
毎日階段を登らず遠回りしてエスカレーターまで歩いて行くと電車を一本逃すことが多く損した気持ちになります。これが毎日続くと苦痛になってしまいます。
また子供がいる家庭の場合はスクールバスで学校まで通わせようとすると、バスがスクンビット沿いしか送迎しないことが多いです。ソイの奥まったところだと子供はスクンビットまで歩かなければなりません。以上を考慮して住む場所を選んでください。
2.駐在員やタイの地方在住なら車を使うことになると思いますが朝の通勤時間帯に会社までの道のりに右折やUターンがないことが必須です。
地方は交差点でも信号がないことがほとんどで通勤時間帯は皆が目を血走らせて焦って運転している中、右折をするのは至難の業だからです。信号があっても大混雑のもとです。
Uターンも大混雑していますので自分の住処から会社までは左折だけで済み、Uターンがない場所を選ぶべきです。例えタイ人運転手が運転している場合でも毎日の時間ロスや危険度は変わりません。
帰りの時間はある程度混雑が分散されていますので右折、Uターンがあっても大丈夫です。
3.電気の正規料金は1ユニット(1kw連続使用1時間)約3.5~3.8バーツほどです。
これはタイ人の住む一軒家などでの請求額です。正規料金で請求するコンドやアパートもありますが、大半は自主的に高い値段の1ユニット6~10バーツ程度で設定されています。契約前にチェックしてください。この程度であれば相場通りです。
しかし、中にはこれ以上の値段で設定しているところもありアパート代よりも電気代の方が高くなるという話もチラホラ聞きますので要確認です。契約後に気づいてすぐに引っ越そうとしても2ヶ月分のデポジットが返ってこないという事態になってしまいます。
水道代は1ユニット(1000リットル)当たり20バーツ前後であれば相場通りです。中には1ヶ月500バーツや1000バーツなどの定額制のところもあります。
4.住む場所近辺を昼だけでなく夜も歩いてみてください。
昼は問題なかったが夜になると雰囲気が変わる場所も多いです。また、昼間は大人しい犬が夜になると凶暴化することもありますので昼だけでは判断はしないでください。
5.毎日幅広い道路を横断する必要があるとストレスになります。
タイは信号が無いことが多いです。タイで幅の広い道を車を気にしながら毎日渡らなければならないとなると面倒です。
最初は大丈夫でもラッシュ時は渡るのに苦労したり徐々にストレスになっていき、耐えられなくなりこれを理由に引っ越す人もいるくらいです。毎日横断するなら道幅の狭い道でなければなりません。
6.エアコンは日本製がいい。音がうるさくないかを念のため一度試したほうがいいです。
また部屋が広く大型の業務用エアコンが使われている場合はあっという間に部屋が冷えますがすぐに寒くなりON/OFFを繰り返したり厚着をしなければならなくなったりと不都合なことがありますので普通サイズのエアコンが数台あるのが理想です。
またエアコンにしろシャワー温水器にしろ日本製は壊れにくいですが、タイ製や外国製のものは壊れやすいです。修理にくるまで日数がかかったり、修理でせっかくの休日が潰されたりと面倒ですので日本製が使われていることが望ましいです。
7.タイは暑い国ですのでダニの発生率が非常に高く寝具なども定期的に洗い乾燥機にかける必要があります。
部屋に備えられているものでも共用のものを利用するのでもどちらでもいいですが、乾燥機は共用で1台しかないところも多く、使用中であることが多いのでできれば部屋に設置済みの方が望ましいです。
8.シャワーの水圧が弱すぎないか、バスタブの有無も念の為に確認しておいてください。
タイ人はシャワーで済ますことが多くバスタブがない場合が多いので、湯船につかりたい日本人はバンコクスーパー温泉に行ってみるのもいいかもしれません。
9.北向きが一番良く、最悪でも西向きでない。
タイは暑い国ですので日の当たらない北向きが一番人気です。日本のように太陽が入らないとカビが生えるということもありません。逆に西日が一番強く避けなければなりません。
10.泳ぎたい人は共用プールが広めのプールか確認する。
よくある主に鑑賞用の泳ぐのには適さない狭めの「なんちゃってプール」は避ける。毎日走る人はランニングマシーン(トレッドミル)が3台以上があるか確認。ランニングマシーンは人気のため2台以下しかないとピーク時は使用中である場合が多いです。
11.道路の正面に自分の部屋があると深夜の爆音バイクの音などの交通音がある。
またエレベーター近くの部屋だとエレベーターの到着音や人の出入りの音でうるさいです。道路に面した部屋ではなく裏側に、またエレベーターからはできるだけ離れた場所を選びましょう。
12.タイは暑いため虫が多いです。上に登れば登るほど見かける頻度が減るため私の感覚ですとできれば最低でも12階以上に住みたいものです。
蚊・ゴキブリ・蟻・ヤモリなどの虫は8~10階ぐらいの高さでも人が移動したり物を運ぶ時などに付いたりと、ありとあらゆる手段で登ってきます。
1階が飲食店になっていない建物を選ぶのも虫を避ける知恵です。(コンビニぐらいですと平気です。)
とはいっても、近くに川や自然が多かったり築年数が古かったり隣人が不衛生だと移ってきたりしますので何階であっても網戸や虫対策グッズを使うなどしたいものです。
おまけ
1.入居後、残念なことに隣が騒がしい時は直接苦情を言わず警備員に間に入ってもらい間接的に言ってもらいましょう。タイ人は温厚な人が多いですが時に冷静でない人もいますので直接のやりとりは控えましょう。警備員へのチップも忘れずに。
2.1階にコンビニが併設されている、もしくは近くにコンビニがあると便利なのは日本でもタイでも世界中同じでしょう。
3.ダストシューター付きは便利です。
4.遮光カーテンだと暑くないです。エアコン効率も抜群です。
5.子供がいる場合は同級生がたくさん住むコンドに住むと夜遅くまで友達と遊べ、親同士のつながりももてて便利です。日本と違い夜の移動が不便な国なのでこれを基準にコンド選びをする価値はあります。
6.一年以上住んだ場合、2ヶ月前に退出を申し出ればいつでもデポジットを返金してもらえるか確認しましょう。たまに入居が3月なら退出も3月でないとデポジットを返金しないケースもあります。一番初めに確認しましょう。
まとめ
なんだかんだ色々ありますが、人は住めば都で嫌なところも慣れます。人間の環境適応能力はすごいです。ここだけは譲れない!という項目だけ抑えて後は自身の適応能力に任せて楽しいタイライフを過ごしてください!