大手企業ならまだしも中小零細や出来たばかりの新設企業では優秀なスタッフを探すのは困難を極めます。そんな中でもできるだけ上手くいくにはどうすればいいかを考えてみましょう。
By: K2 Space
1.会社から近くの大学に行きアルバイトやインターンシップ生募集などの張り紙が貼れる掲示板に募集をかける。
これは意外とアナログ過ぎて知られていないことなのですが反応は結構あります。その中で条件の合う人に実際に働いてもらいます。
時給も学生なので安い値段で済みます。その代わり育てる必要がありコストはかかります。
2.実際の働きぶりをみて優秀な学生のみ卒業後に正社員として働くかどうかの提案をします。
これは既に一緒に一定期間働いているのでハズレを引くことはほとんどないです。もちろん急ぎで社員がほしい、そんなに悠長に育ててられない、即戦力がほしいという場合は残業時間や土曜日を使ってまずは一緒に働いてみましょう。
面接という加工された情報のやりとりよりも、採用されれば実際に一緒に働くことになる社員と共に1日2日働いてみる、もちろん給料を払います。
短期間で終わるプロジェクトを一緒に完成させるといいです。その結果採用するかどうかを決めるようにするとうまくいく確度はあがります。
これは会社側にとってもいいことですし、候補者にとっても企業文化や一緒に働く人をあらかじめ知れるチャンスであり両者にとっていいことです。
経営者や人事との面接だけで入社すると、中には入社初日の30分で辞めたくなったという残念な話もあります。そういうミスマッチを防ぐには最適な方法です。
3.日本の場合、学生はアルバイトやインターンでは何ら問題なく中小零細で働きますが、優秀な大学の優秀な学生であればあるほどいざ正社員として採用を提案すると親が出てくることがあります。親は誰もが知ってる大企業に子供を入れたがるため小さい会社には猛烈に反対します。
しかしタイではジョブホッピング、良い待遇を求め2,3年おきに転職を繰り返すのが当たり前のためこのような問題が起きることはあまりありません。
良い人材を雇ったらあとは転職されないように良い環境、人間関係、やりがい、待遇を与え続ければそのまま辞めずに居つくことも十分あります。長期的な視点で優秀な人材と関係を築いていくべきです。