タイ人と時間を決めて待ち合わせると30分以上遅れることは珍しくありません。特に悪びれる様子もなく一言謝って終わりです。中には全く謝らず当たり前の顔をしている人もいます。
By: John Morgan
ビジネス上のアポイントメントでさえ遅れることは珍しくありません。
日本のように1分遅れずにくる電車があるような文化とは違い時間の予想がつきにくい車社会、時間におおらかな文化なので仕方ないのですが、さて一方日本人はどうでしょうか。
タイ人に言わせれば日本人の方が時間を守らないと言います。その真相は、終わりの時間を守らないということです。
定時の17時で普通タイ人は仕事を終わらせて帰りますが、日本人は残業を毎日のように当たり前にします。
更に、残業が終わると付き合いや接待でお食事会、お酒を飲みに行きます。
果ては土日の完全にプライベートな時間でさえゴルフ接待でお客さんとゴルフにでかけます。
タイ人にしてみるとこのような決められた時間の後でも会社に時間を捧げるということ自体が信じられないといいます。
家族が一番大事なタイ人は定時以外の時間は家族や友人と過ごす時間です。日本人はそうせずになぜ定時を守らず、ずっと会社とともに時間を過ごすの?と思われているようです。
タイ人スタッフには残業を強いず(残業代が欲しいので残業をしたい人もいますが)定時で帰すことが望ましいです。
しかし、タイに居る日本人は日系企業から日本人としての働きを求められるのでタイ人がどう思おうと日本人の労働スタイルで働くことになります。
タイ人と日本人は時間を守らない人たちだなぁ、とお互いに思い続ける日はしばらく続きそうです。